新型が発表されていますが、購入から2年が経過しました、MAZDA CX-5 PROACTIVE AWD を紹介していきます。

カラーは少々悩みましたが、嫁のOKをもらう条件ともなったソウルレッドプレミアムメタリックにしました。

落ち着きがあり、深みのある色に非常に気に入ってます。

CX-5を購入するにあたり、最低条件として

・クリーンディーゼル
・AWD

であり、可能であれば、

・L Packege
・Bossスピーカーシステム

でしたが、予算上上2つは諦めました。

今回は、注目されたSKYACTIV Dと呼ばれる2.2Lディーゼルエンジンの燃費と動力性能について素人評価ですが紹介します。

エンジン型式:SH-VPTS型
排気量:2188cc
最高出力:175PS/4500rpm
最大トルク:42.8kgm/2000rpm
燃費:JC08モード 18.6 km/L

上記の通り、4Lクラスのガソリンエンジンのトルクを持ちながら非常に燃費がよく、しかも軽油ということで燃料代もガソリン車に比べ訳す言うことなしのエンジンです。

動力性能といいますか、運転してみての感想ですが、出足が少々鈍く、アクセルを強めに踏むと逆にグィッと発信するような少々クセのある発信をする感じがします。

この辺の感触は、先日新型CX-5を試乗してみてかなり改善されていました。

アイドリングがほぼ1,000回展ということで、最大トルクを2,000回転で発生していますのであっという間に最大トルクを発生するので非常に力強い走りをします。

高速道路の合流とかでも少しアクセルを強めに踏むと結構よく周り、トラックのディーゼルエンジンとは全く別物です。

燃費についてもJC08モードで18.6 km/Lとありますが、高速道路に乗る前に給油して平均燃費計をリセットして100Km/h 巡航で走っていると平均燃費計は20Km/Lくらいで走り続けます。

ほぼ一日走り、高速道路8割程度なら、平均燃費計は19Km/L位になります。

計測燃費よりも高い水準で走るなんて正直驚きです。

タンクは58Lだったと思うので単純計算すると、1,100Km走行できます。が、実際には800Kmくらいまで行くと燃料ランプが点灯するので16Km/L位になります。

平均燃費計との誤差が大きい気がしますが、1.6トンの重量+AWDを考えるとかなり燃費がいいと思います。

ちなみに、それまで乗っていた日産デュアリスが、

エンジン型式:MR20DE
排気量:1997cc
最高出力:137PS/5200rpm
最大トルク:20.4kgm/4400rpm
燃費:10・15モード 13.8 km/L

となります。実際の燃費は10Km/Lがやっとでしたので、燃費で行くとデュアリスの1.6倍、燃料代はデュアリスの8割で住むわけですから、燃料代としては同じ距離走行するなら半分程度で済む計算になります。

しかもこのディーゼルエンジンは、高価な後処理システムを使わず、排気ガスのクリーン化を実現できているため、ディーゼルエンジンとしてのコストアップも40万円程度になってます。

日産エクストレイルのクリーンディーゼルが70万円アップだったことを考えれば、走行距離が長ければ、燃料代の安さと燃費の良さで購入を検討できると思います。

そう、走行距離は重要です。マツダのクリーンディーゼルは後処理システムを使わない代わりに、DPFという機能が自動で働きます。どの程度のタイミングで動き出すかはわかりませんが、購入したての頃はだいたい300Kmほど走行するごとに動いていました。

DPFが作動している間は、アイドリングストップが働きません。時間にて10分から20分程度で終わりますが、その間平均燃費計の値はどんどん悪化します。

送迎や買い物など一回の走行距離が短いとクリーンディーゼルとしての機能を十分発揮できないようです。

私の場合、ほぼ2年経過したところで走行距離は3.5万キロになります。通勤時間がある程度長かったり、長距離ドライブを良くする方にはホントにオススメのエンジンだと思います。